野性的
やせいてき
形容動詞
標準
wild
文例 · 用例
(當時の室生君は、今よりもずつと甚だしく野性的であつた。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
しかし實際言へば、芥川君の僕に對する實の興味は、やはり室生君の場合と同じく、僕の氣質の中の野性的直情にあつたのだらう。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
主人公の「野性的好男子」もわれらのような旧時代のものにはどうもあまり好感の持てないタイプである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
そして貴族組と遊んでゐるとき、平民組の子供の野性的な氣風にこがれてゐた。
— 萩原朔太郎 『非論理的性格の悲哀』 青空文庫
この高踏的精神と野性的氣質。
— 萩原朔太郎 『非論理的性格の悲哀』 青空文庫
微妙なもの等の野性的な集団を見ることは、女の感覚には、気味の悪いところもあったが、しかし、芽というものが持つ小さい逞しいいのちは、かの女の愛感を牽いた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
)小泉君と先般|逢ったが、相変らず元気、あの男の野性的親愛は、実に暖くて良い。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
実に野性的で活力的で逞しく、美しいとさえ言っていいかも知れぬ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
作例 · 標準
彼の髭を蓄えた野性的な風貌は、どこかミステリアスな大人の魅力を放っている。
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焼きたての肉を素手で豪快に引きちぎって食べる彼の姿は、非常に野性的だった。
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その若手デザイナーは、荒々しい革を使った野性的なファッションショーを企画した。
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