積み荷
つみに
名詞
標準
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文例 · 用例
西は入り江の口、水狭くして深く、陸迫りて高く、ここを港にいかりをおろす船は数こそ少ないが形は大きく大概は西洋形の帆前船で、その積み荷はこの浜でできる食塩、そのほか土地の者で朝鮮貿易に従事する者の持ち船も少なからず、内海を行き来する和船もあり。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
残った積み荷を売ったこの金は、もう米主に返すには及ぶまい。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
例せばタナの王は海賊と棒組で、インド往きの船に多少の馬を積まぬはないから、馬さえ己に献ずれば他の積み荷は一切汝らに遣ると、結構な仰せに、海賊ども雀躍して外船を侵掠した。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ごわっごわっと時々新聞を折り返す音だけが聞こえて、積み荷があらかた片付いた船室の夜は静かにふけて行った。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
あの一段高い米の叺の積み荷の上に突っ立っているのが彼奴だ。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
次ぎは、「乘り込み」と云ふのだが、小樽で樺太行きの汽船に乘り込むと、今しも積み荷をおろす人夫の賑やかなかけ聲がしてゐたが、それがぱツたり止むと同時に、自分獨りの寂しい胸にばかり、聽えないかけ聲が合唱の如く響いてゐるといふことだ。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
周信は積み荷に一々視線をくばりながら、政子に向って、「オイ。
— その十九 乞食男爵 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
もしこの規則にそむくなら、それは国際法から見て局外中立の法度を破るものであるから、敵視せらるるに至ることはもちろんである、万一、これを破るものは軍法によって捕虜とせられ、その積み荷は没収せられ、局外荷主の品たりとも連累の禍いを免るることはできないと心得よ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
嵐の海で船が大きく傾き、甲板の積み荷の一部が流されてしまった。
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トラックの積み荷の内容をリストと照らし合わせ、不足がないか点検した。
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この船の積み荷は高級なワインばかりで、保険料も相当な額になる。
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