初世
しょせい
名詞
標準
first generation
文例 · 用例
彼は変物だと最初世話をしかけた者が手をひいた時分。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
(一八一一年版エリス著、初世英國律語體傳奇集例、卷一、二〇五―四三頁)英國デヴォン州ホルスヲーシーの寺の壁を十五世紀に建てる時人柱を入れた。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
かく宗吾に刺戟せられたる正信は、四代將軍初世の天下の形勢を見て、幕府の爲に、宗吾とならざるを得ざりし也。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
社は三芳野神社、寺は喜多院、徳川初世の黒衣宰相と云はれたる天海、即ち慈眼大師示寂の處にて、東照宮もあり。
— 大町桂月 『川越夜行記』 青空文庫
其初世吉兵衛正重は遠く新羅三郎義光より出でてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
正重を旗本伊沢の初世とする。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
総宗家旗本伊沢より宗家伊沢が出でたのは、初世正重、二世正信、三世|正岸を経て、四世正久に至つた後である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
初世吉兵衛正重は天文十年に参河国で生れ、慶長十二年二月二日に六十七歳で歿した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫