所生
しょせい異読 しょしょう
名詞
標準
birth parents
文例 · 用例
戸野氏は隻手の声だの父母未生以前だの因縁所生の身。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
そして因縁の所生によって簡素な生活を生涯守られるだけの遺産をうけた一処女、身を幸とも不幸とも判断しかねて居るのです。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
因縁所生の果である。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴従身語意之所生 一切我今皆懺悔 この口唱が一しきり済んで、娘達のまぼろしの一めぐりしたあとへ、屋敷内のありとあらゆる倉々の俤が彼の眼の前で躍り始めた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
「神の國」が理想境であると共に、現實世界は初より惡魔の所生であるから、其間には社會方面に對する哲學を容るべき餘地が無い。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
(以上先夫人の所生)◇三女千代 明治四年未九月晦日生る。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
* 併し、私達の詩的感情は、何が故にと、その植物固有の、所生や境遇や季節による生理的必然の作用としての生理的変化を探究しようとするのではない。
— 佐左木俊郎 『季節の植物帳』 青空文庫
私達はその科学的見地から離れて、それらとりどりの植物が、いつの季節に、いかなる境遇において、最も強く私達の美的感覚に触れるかを、その所生の境遇と外囲の関係とにおいて、その植物固有の美的表示を知ろうとするだけである。
— 佐左木俊郎 『季節の植物帳』 青空文庫
標準
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