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句意

くい
名詞頻度ランク #17053 · 青空 55
1
標準
meaning of phrase
文例 · 用例
翻雲覆雨 翻手為雲覆手雨とは人も知りたる貧交行の中の句にして、句意はたゞ反覆常ならぬことを云ひたるまでなるに、支那の悪小説などには怪しからぬことを形容する套語として用ゐられたるが多し。
幸田露伴 雲のいろ/\ 青空文庫
どの文章にも残った人の悲しみと追慕の情が、短い文のリズムと句意に溢れていて名文をなしている。
横光利一 静安寺の碑文 青空文庫
一、   里人の渡り候か橋の霜         宗因 句意は橋上の霜に足跡あるを見て、大方里人のはや渡りたらんかと想像したるまでなり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
句意は世の中の有為転変なるは桜花の少しの間に咲き満ちたると同じとなり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
句意は余所で腹の立つ事ありてむつとしながら内に帰れば、庭に柳のおとなしく垂れたるを見て、この柳の如く風にもさからはず、ただ柔和にしてこそ世の中も渡るべけれと悟りたるなり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
さればこの句意は神無月の頃は到る処に木の葉落ち重なりて下駄草履にも音あるほどなるに、独りこの禅寺は松の古葉の少しこぼれたるばかりなるぞ清らかに淋しく禅寺の本意なるべきと口ずさみたる者ならん。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
句意は三伏の暑き天気にかわきたる咽元を濡さんと冷たき水を飲めば、その水が食道を通過する際も胸中ひややかに感ずる所を詠みたるなり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
一、   絶頂の城たのもしき若葉かな      蕪村 句意は聞えたるまでなり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫