打ち上げる
うちあげる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #32022 · 青空 144 例
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文例 · 用例
文学趣味のある彼女は豹一の真赤に染められた頬を見て、この少年は私の反撥心を憎悪に進む一歩手前で喰い止めるために、しばしば可愛い花火を打ち上げると思った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
万寿丸|甲板部の水夫たちは、デッキに打ち上げる、ダイナマイトのような威力を持った波浪の飛沫と戦って、甲板を洗っていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
そして、水火夫室の出入り口は、波の打ち上げるごとに、すばらしく水量の多い滝になって、上のデッキから落ちて来るので、一々その重い鉄の扉を閉ざさねばならぬほどであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
岸から打ち上げる目標の烽火が紫だって暗黒な空の中でぱっとはじけると、※々として火花を散らしながら闇の中に消えて行く。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
お上のお免しを得るには、御注文の品を打ち上げるより外にはないということが、お前には分らんか。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
まるで千も万もの花火を一時に連けて打ち上げるようで、紅や青や黄色やその他|種々の火花が散り乱れて、大空に舞い昇っていましたが、不思議な事にはその轟々と鳴る音をじっと聞いていますと、お父様の声のように思われるではありませぬか。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
この海のない国は、温泉の中に機械製の波を起し、磯に打ち上げる波頭を想像しつつ抜き手を切って喜び勇んでいる。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
場内を埋めた各国の観衆は、新しい一団の現れる度毎にドッと拍手の波を打ち上げる。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
作例 · 標準
来月、新型気象衛星を打ち上げる予定だと宇宙機構が発表した。
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ロケットを宇宙へ打ち上げるため、技術者たちは何年もかけて準備を重ねてきた。
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花火師が次々と花火を打ち上げると、川面に色とりどりの光が映った。
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(of waves) to dash
作例 · 標準
嵐の夜、波が防波堤を越えて堤防の上に海水を打ち上げた。
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高波が岸壁に打ち上げた魚を、子どもたちが競って拾い集めた。
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砂浜には、波が打ち上げた貝殻や流木が一面に散らばっていた。
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to finish (e.g. a theater run, sumo tournament)
作例 · 標準
一座は全国三か月の巡業をとうとう打ち上げ、それぞれの故郷へと帰っていった。
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本場所の千秋楽を無事打ち上げ、横綱は土俵に深々と頭を下げた。
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長期ロケをすべて打ち上げ、監督が「お疲れ様でした」と全員に声をかけた。
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to report (to boss, etc.)
作例 · 標準
現場の状況を上司に打ち上げると、すぐに対応策の指示が下りてきた。
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不具合の詳細を上に打ち上げる前に、自分たちで原因を特定しようとした。
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部下からの報告をまとめ、本社に打ち上げるための資料を夜のうちに作成した。
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