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粘土質

ねんどしつ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
clay-like
文例 · 用例
たっぷりと水量があって、それで粘土質のほとんど壁を塗ったような深い溝を流れるので、水と水とがもつれてからまって、揉みあって、みずから音を発するのである。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
彼は首をすくめ、懐ろ手をしながら、落葉や朽葉とともにぬかるみになった粘土質の県道を、難渋し抜いて孵化場の方へと川沿いを溯っていった。
有島武郎 星座 青空文庫
粘土質の土地を手放す者さえあれば、何時まで続くかわからない事業だった。
佐左木俊郎 黒い地帯 青空文庫
地図と時計とを見較ベ/\急ぐのであつたが、すべりやすい粘土質の坂路の雨あがりではなか/\思ふ様に歩けなかつた。
若山牧水 木枯紀行 青空文庫
「するとこの粘土質の泥は新しいものだし、この附近は岩ばかりだし……」と東屋氏は私の方へ笑いながら、「つまり昨晩深谷氏の乗ったこの白鮫号は、一度何処か粘土質の岸に繋がれた訳だね。
大阪圭吉 死の快走船 青空文庫
そして、この重心板が船底から余分に突出しているために、船底のどの部分よりも一番早く、一番激しく、粘土質の海底と接触する……」「ふむ」「そしてその海底には、ほら、その舵板の蝶番に喰っ附いている海草が、それは長海松と云うんだが、そいつが、一面に繁茂しているに違いない。
大阪圭吉 死の快走船 青空文庫
「ああなるほど、君は底に粘土質の泥と長海松の生えている海岸の水面に、この茶褐色の泡が浮いていた、と云うんだね?
大阪圭吉 死の快走船 青空文庫
「つまり深谷氏の二人の同乗者は、その泡の浮いた粘土質の底の海岸で、深谷氏の屍体を船尾へ繋ぎ、白鮫号をすっかり空にして自分達も降りてしまったわけだ。
大阪圭吉 死の快走船 青空文庫
作例 · 標準
この畑の土は粘土質なので、水はけを良くする工夫が必要だ。
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粘土質の土地は、水を含むと非常に重くなる。
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レンガは粘土質の土を焼いて作られる。
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粘土質(ねんどしつ) — 幻辞.com