校合
きょうごう異読 こうごう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞多音語
標準
collation
文例 · 用例
隣村のS――村からも、本校分校合せて五人の教師が揃つて出懸ける事になつた。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
意は美アイスクリイムなるを、ビ、アイ――バイの格にて試みしが、さては説明を要すべき炊冗しさを嫌ひて、更に美人の二字にびじ訓を付せしを、校合者の思僻めてん字は添へたるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
又中華の書には一種に頗る多板あり故に一板を見て即ち是とすべからず必ず善本を得て校合すべしといはれ、既に校勘學の必要を説かれたり。
— 内藤湖南 『敬首和尚の典籍概見』 青空文庫
これを聞くに、夢寐の間に『医心方』を校合しているものの如くであった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
六年の間何でも三百何十通と云う手紙を書きましたが、私が手紙を書放にして家内が校合方になって封じて遣るから、両親の親筆に相違ない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
然しイプセンの譯を、せめては原文によつて校合しようとする企ては、新潮社の世界文學全集でも實行されて、楠山正雄譯イプセン集の六篇は一通り私の目を通したものである。
— 宮原晃一郎 『イプセンの日本語譯』 青空文庫
今や校合成り、梓に上せんとするに当り、予に其序を需む。
— 三遊亭圓朝 『名人長二』 青空文庫
机に向って写すは経文かと見ると、そうではなく、平家物語の校合をしているのであります。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
古文書の校合作業は、微細な違いを見つけるために細心の注意を要する。
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彼は複数の写本を校合し、最も信頼できる原文を特定しようとした。
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「この版とあの版、校合してみましょうか。」
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論文の参考文献リストは、原文との校合を怠ると誤りが生じやすい。
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