烏頭
うず
名詞頻度ランク #31781 · 青空 11 例
標準
dried aconite root (used in traditional Chinese medicine)
文例 · 用例
烏頭は花ある時は、其の毒が根には乏しい位で、蝦夷人は花無く葉枯れた後に至つて、其の毒の根に歸するを待つて利用する。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
「烏頭」(シテ桐山氏)の仕舞のお稽古の時に、翁は自身に桐山氏のバラバラの扇を奪って「紅葉の橋」の型をやって見せているのを舞台の外から覗いていたが、その遠くをジイッと見ている翁の眼の光りの美しく澄んでいたこと。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
芳香ある花柚や猛毒ある烏頭は春季には開花しないものであるけれども、同じく花時に於いてその芳香も猛毒もその花に蔵しているように、草木はその開花|抽芽の時に当たっては、自体の性能精気を花や芽に蔵しているものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
烏頭は花ある時はその毒が根には乏しいくらいで、蝦夷人は花無く葉枯れた後になってその毒が根に帰するのを待って利用する。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
純粋薬物療法として、枹木子、天雄、烏頭、附子、狼毒、石灰を用いるが、これは一層|験めがない」「癩の種類は多いのか?
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
口が利けたら審問してみたいですから……」 衝突|現場附近の烏頭外科医院に入院していた乳搾少年、山口猿夫は左脚に巨大な石膏型をはめたまま意識を回復していた。
— 夢野久作 『衝突心理』 青空文庫
道庵は、多分|田螺を干して粉末にしたのと、毒草鳥兜か烏頭だらうと申しますが、それを打ち明けると殺されるから、家へ歸つて研究すると言つて、首尾よく送り還されたさうで御座います」 平次の話は、事毎に新三郎を驚かしました。
— 兵粮丸祕聞 『錢形平次捕物控』 青空文庫
不老長生の藥と言へば、數限りもないが、第一に枸杞、第二に烏頭、昔から仙藥と言ふものは澤山あるさうだが、そんなものを浴びるほど呑んだところで、人間は百まで生きるのが何萬人に一人もない。
— 死の祕薬 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
例句