髻華
うず
名詞頻度ランク #31781 · 青空 0 例
標準
flower or branch fastened in the hair
文例 · 用例
冠の巾子を止める髻華は、後に簪となるのであるが、此はもと、かづらから固定して、此様な別な意味を持つ様になつたのであらうと思ふ。
— 折口信夫 『はちまきの話』 青空文庫
(歌謠番號三一) また、歌よみしたまひしく、命の 全けむ人は、疊薦一六 平群の山一七の熊白檮が葉を髻華に插せ一八。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
」「いやいや、もう安宅さん……わたしの方は商売上つたりで、もうずつとくひこみですあ。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
だが彼が帰化を決心し、日本の土となることを覚悟した時、言い知れぬ寂しさとやるせなさが、心の底にうずつき迫るのを感じたであろう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
誰も、ごぞんじ無いのだ、と私は苦しさを胸一つにおさめて、けれども、その事実を知ってしまってからは、なおのこと妹が可哀そうで、いろいろ奇怪な空想も浮んで、私自身、胸がうずくような、甘酸っぱい、それは、いやな切ない思いで、あのような苦しみは、年ごろの女のひとでなければ、わからない、生地獄でございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
それはほんとうにバッカスの酒宴で、酒は泉とあふれ、肉は林とうずたかく、その間をパンの群れがニンフの群れを追い回すのである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
既に、母は二歳の男の子を脊負つて壕の奧にうずくまつてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
あのお馬鹿に来て欲しかつたのはもうずつと前のことだよ。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
作例 · 標準
例句