卦辞
かじ
名詞頻度ランク #28181 · 青空 1 例
標準
commentary (on any of the 64 hexagrams in the Book of Changes)
文例 · 用例
世の敗者たるもの、この優しい慰めに接して、泣かじと欲するも得ざる也。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
槍の名人の子孫に対して私は極度に用心し、かじかんでしまったのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
芭蕉の書体が雄健で闊達であるに反して、蕪村の文字は飄逸で寒そうにかじかんでいる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
我々の遠い先祖は、冬の来る前に穴を掘り、熊や狐やの獣と共に、小さくかじかまつて生きたへて居た。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
座敷で鼠が物をかじる音がするから見に行ったら、床の真中に鏡が薄くくらがりの中に淋しく光っていた。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
三囲の稲荷堤上より拝し、腹まだ治まらねば団子かじる気もなく、ようやく百花園への道札見付けて堤を右へ下り、小溝に沿うてまがりくねりの道を行く半町ばかり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
熱田の八剣森陰より伏し拝みてセメント会社の煙突に白湾子と焼芋かじりながらこのあたりを徘徊せし当時を思い浮べては宮川行の夜船の寒さ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
ある豪家の老人が死んだ葬式の晩に、ある男は十二分の酒を飲んで帰る途中の田んぼ道で、連れの男の首玉にかじりついて、今夜ぐらい愉快に飲んだ事は近来にないという事をなんべんもなんべんも繰り返しながらよろけ歩いていた。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の悩みを解決する手がかりを得るため、易経の卦辞(かじ)を参考にした。
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その古い書物には、六十四卦すべてに対する詳細な卦辞(かじ)が記されている。
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占いの結果について、専門家が卦辞(かじ)を丁寧に解説してくれた。
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現代語訳された卦辞(かじ)を読んでも、まだ理解できない部分があった。
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