譌字
かじ
名詞頻度ランク #28181 · 青空 2 例
標準
variant kanji form
文例 · 用例
其他|譌字仮名違等は直に改めた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
されば、初には、附録として、語法指南、字音假名づかひ、名乘字のよみ、地名苗字などの讀みがたきもの、和字、譌字、又は、諺、など添へむの心なりしかど、(語法指南のみは、篇首に載せつ)今はしばらくこゝにとぢめて、再版の時を待つことゝはせり。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
世の敗者たるもの、この優しい慰めに接して、泣かじと欲するも得ざる也。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
槍の名人の子孫に対して私は極度に用心し、かじかんでしまったのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
芭蕉の書体が雄健で闊達であるに反して、蕪村の文字は飄逸で寒そうにかじかんでいる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
我々の遠い先祖は、冬の来る前に穴を掘り、熊や狐やの獣と共に、小さくかじかまつて生きたへて居た。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
座敷で鼠が物をかじる音がするから見に行ったら、床の真中に鏡が薄くくらがりの中に淋しく光っていた。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
三囲の稲荷堤上より拝し、腹まだ治まらねば団子かじる気もなく、ようやく百花園への道札見付けて堤を右へ下り、小溝に沿うてまがりくねりの道を行く半町ばかり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
作例 · 標準
この写本には、解読が難しい古い譌字(かじ)が使われている。
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言語学者は、漢字の変遷をたどるために、様々な譌字(かじ)を研究している。
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表札に書かれた譌字(かじ)が、本来の漢字と少し違っていた。
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古い文献では、現代ではあまり見られない譌字(かじ)が使われていることが多い。
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標準
incorrect kanji form
作例 · 標準
名前を書く際は、間違った譌字(かじ)を使わないように注意しなければならない。
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看板には明らかな譌字(かじ)があり、観光客を困惑させていた。
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このレポートでは、いくつか譌字(かじ)と思われる箇所が見つかった。
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彼は、意図的に譌字(かじ)を使って、ユーモラスな表現を試みた。
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