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大妖

たいよう
名詞
1
標準
great demon
文例 · 用例
暗い城壁を取廻した大妖怪か何かのやうに――。
田山録弥 青空文庫
ねがわくは、ある大妖術者が出現して、社会の幹から、天才の手に触れて始めて鳴り渡る弦をそなえた大琴を作らんことを祈る。
茶の本 茶の本 青空文庫
そこで私は、伊東斜酣と石毛大妖の二人を集めて、何か送別の催しをやろうではないか、という相談をはじめたのである。
佐藤垢石 採峰徘菌愚 青空文庫
二 昨年の十月下旬の某日、私と痘鳴と、大妖と論愚の四人は斜酣のあとへ從った。
佐藤垢石 採峰徘菌愚 青空文庫
こんどは路傍の榛の木の枝で、大妖が親蜂を発見した。
佐藤垢石 採峰徘菌愚 青空文庫
二番から三番の大妖へ蜂を受け渡し、最後の痘鳴が眼を皿のようにして空に飛ぶ小さな一塊の真綿を迎えるのだ。
佐藤垢石 採峰徘菌愚 青空文庫
果たしてしからば、その大妖怪はなにものなるや。
井上円了 妖怪学 青空文庫
しかして、そのいわゆる大妖怪は、「師曠の聡」あるも聴くべからず、「離婁の明」あるもみるべからず、「公輸子の巧」あるもさぐるべからず、声もなく臭もなく、実に妖怪の精微、かつ至大なるものなり。
井上円了 妖怪学 青空文庫
作例 · 標準
伝説に語られる大妖は、一振りの太刀で山を割り、一夜にして湖を干上がらせるほどの力を持っていたという。
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その森の奥深くには、千年の時を生きた九尾の狐が大妖として君臨していると村人たちは恐れている。
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退魔師たちは、かつてない強大な妖気を感じ取り、古の封印から大妖が目覚めたことを悟った。
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