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賽銭箱

さいせんばこ
名詞
1
標準
offertory box
文例 · 用例
栄蔵は賽銭箱の前の冷い畳の上に坐つた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
兄弟子は良寛さんがいつてしまふと、急いで御堂の方へまはり、賽銭箱に手をかけた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
あつちへごてん、こつちへごてんと賽銭箱はころがされた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
三 旅の人や、町へゆく人は、しんたのむねの下の椿の木に、賽銭箱のようなものが吊るされてあるのを見ました。
新美南吉 牛をつないだ椿の木 青空文庫
「地蔵さんも何もないのに、なんでこんなとこに賽銭箱があるのじゃろ。
新美南吉 牛をつないだ椿の木 青空文庫
扉の方へうしろ向けに、大な賽銭箱のこなた、薬研のような破目の入った丸柱を視めた時、一枚|懐紙の切端に、すらすらとした女文字。
泉鏡花 春昼 青空文庫
」 賽銭箱の傍を通って、格子戸に及腰。
泉鏡花 春昼 青空文庫
この、しょびたれた参詣人が、びしょびしょと賽銭箱の前へ立った時は、ばたり、ばたりと、団扇にしては物寂しい、大な蛾の音を立てて、沖の暗夜の不知火が、ひらひらと縦に燃える残んの灯を、広い掌で煽ぎ煽ぎ、二三|挺順に消していたのである。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
作例 · 標準
お寺の入り口に大きな賽銭箱が置かれている。
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願い事をしながら、賽銭箱にお金を投げ入れた。
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賽銭箱の周りには多くの参拝客がいた。
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