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厚手

あつで
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #30520 · 青空 78
1
標準
thick (paper, cloth, etc.)
文例 · 用例
すでに想念に浮ぶ厚手の花の形と薄手の花の形と、輪違いに紙の中での狂い咲き。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
グラスでお茶が飲みたいわけではないが、プラスティックのコップはないだろう、と慶一は、その白地に銀の幾何学模様が入った、厚手で、口のひろいコップをながめた。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
勿論厚手の織物も其間に有つたにはちがひないけれども、一般には厚手は貴ばれない。
内藤湖南 染織に關する文獻の研究 青空文庫
ひいでた眉、高い鼻、思い切って切れ長の涼しい眼、私は冷酷じゃアありませんよ、こういいたげにやや厚手の、それでいて醜くない立派な口、金持ちの証拠に耳たぶが厚く、詩人的|気禀があるからであろう、額が広く光がある。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
服装は薄茶の厚手な背広に、同色のゴルフパンツをはき、靴下も竪縞の同色で、ひどく瀟洒としたものだ。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
」とホームズが投げてよこしたのは、開封して卓上に置かれていた薄紅色の厚手の便せんだった。
A SCANDAL IN BOHEMIA ボヘミアの醜聞 青空文庫
気の小さい割には、躯の厳丈づくりで、厚手に出来た唇や鼻の大きい銅色の皮膚をした彼は、惘れたような顔をして、障子も襖もびしょびしょした茶の室の入口に突立っていた。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
細い額に髪がふさ/\垂れさがつて、頬が脹らんでゐるので、ちよつと四角張つたやうな輪廓だが、鼻梁が削げて、唇が厚手に出来てゐる外は、別に大して手落ちはなかつたし、ぱつちりはしないが、目も切れ長で、感じは悪くなかつた。
徳田秋声 チビの魂 青空文庫
作例 · 標準
今年の冬は特に寒いらしいから、厚手のコートを買わないと。
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名刺には、触った瞬間に質感の違いがわかるような厚手の用紙を選びたい。
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水彩画を描くのに適した、にじみにくい厚手の画用紙を探しています。
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農作業で使う作業着は、すぐに破れないように厚手の丈夫な生地で作られている。
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