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紙一重

かみひとえ
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #26653 · 青空 101
1
標準
paper-thin (difference)
文例 · 用例
紙一重のわずかな進歩だって、どうして、どうして。
太宰治 炎天汗談 青空文庫
まことに無邪氣と惡魔とは紙一重である。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
すべてが紙一重を距てた向うで行われているような気がした。
黒島傳治 氷河 青空文庫
入れ歯と歯ぐきとの接触の密なことは紙一重のすきまも許さないくらいのものらしい。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
あんまりおかしくて笑いこけても涙が出るが、笑うのと泣くのは元来紙一重だからこれは当然である。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
連俳の中の恋の句にはほとんど川柳と紙一重の区別も認め難いものがあり、また川柳の上乗なるものには、やはりあわれがあり風雅があることは争われない。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
家の中にいても火種の足りない火鉢にしがみついて、しきりに盗風の忍びこむのに震えていなければならぬ清逸にとっては、屋外の寒さもそう気にならなかったが、とにかく冬が紙一重に逼ってきた山間の空気は針を刺すように身にこたえた。
有島武郎 星座 青空文庫
こゝの障子は、幼いものの夜更しを守つて、寒いに一|枚開けたまゝ、霰の中にも、父と祖母の情の夢は、紙一重の遮るさへなく、机のあたりに通つたのであつた。
泉鏡太郎 霰ふる 青空文庫
作例 · 標準
あのシュートが決まっていれば勝てたのに、まさに紙一重の差で代表の座を逃した。
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勇気と無謀は紙一重だと言うけれど、今の彼の行動はどちらに分類されるべきだろうか。
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間一髪で車を避けることができた。本当に、生と死は紙一重だと実感した瞬間だった。
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「惜しかったね! あと数センチ右だったら入ってた。本当に紙一重の勝負だったよ」
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