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羞恥

しゅうち
名詞
1
標準
shyness
文例 · 用例
)一方また室生君の方では、自分で深くその野性を羞恥して居り、常に「教養ある紳士」といふやうなことをイデアにして居たので、教養や趣味性の上で文化的にレフアインされた芥川君が、世にも珍しく理想の人物に思はれたのである。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
ことによると、自分の中にもどこかに隠れているらしい日本人固有の一番みじめな弱点を曝露されるような気がして暗闇の中に慚愧と羞恥の冷汗を流した。
寺田寅彦 KからQまで 青空文庫
何となれば君は、實にその粗野な心の一面に、女のやうな優しい羞恥を持つて居たからだ。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
否、羞恥心といふ如き世俗の言語は、君の場合に適應してゐない。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
羞恥心ではなく、或る内氣な、純良な、感じ易い、一言で言へば「いぢらしき心根」だ。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
なぜならば僕の「英雄」は、君の自ら羞恥して克服した所の、昔の天馬空を行く自然性にあつたのだから。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
明りに照り反された、黒くたるんだ瞼の陰にありありと羞恥の色を見せながら、まぶしさうに私を見詰めた眼は深く凹んで、その奧には生活に疲れきつてゐるやうな暗い影が差してゐた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
私は隣の部屋の方を振り向き、女の姿を見詰めながら、不安と、困惑と、羞恥と、疑惑の中に立ち迷つてしまつた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
作例 · 標準
失敗を人前で指摘された彼は、羞恥のあまり耳まで真っ赤にして俯いてしまった。
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幼い頃の裸の写真を親戚に見せられ、彼女は形容しがたい羞恥の念に駆られた。
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舞台の上でセリフを忘れて立ち尽くした瞬間、激しい羞恥が全身を駆け巡った。
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