生姜
しょうが異読 ショウガ
名詞頻度ランク #20055 · 青空 108 例
標準
ginger (Zingiber officinale)
文例 · 用例
」 夜の女の衣裳の背後が社交的に展いて、生姜色の皮膚の断面に機能の失せた女の蠱惑が感じられた。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
文久二年の秋ももう暮れかかって、芝神明宮の生姜市もきのうで終ったという九月二十二日の夕方の出来事である。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
」二十「さて、それからご飯の時じゃ、膳には山家の香の物、生姜の漬けたのと、わかめを茹でたの、塩漬の名も知らぬ蕈の味噌汁、いやなかなか人参と干瓢どころではござらぬ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
玉子豆腐の朱わんのふたの裏に、すり生姜がひとつまみくっつけてあったことを、どういうわけか覚えている。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
蒲鉾と醤油はお寺の井戸に釣って在るけに、ヒネ生姜と※を一枚忘れんようにな。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
何が、藥だと勸めるものも、やれ赤蛙が可い事の、蚯蚓が利く事の、生姜入れずの煎法で。
— 泉鏡太郎 『一席話』 青空文庫
――覚えていますが、その時、ちゃら金が、ご新姐に、手づくりのお惣菜、麁末なもの、と重詰の豆府滓、……卯の花を煎ったのに、繊の生姜で小気転を利かせ、酢にした※鰯で気前を見せたのを一重。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
男はその方を指して「こっちはスマトラ」それからその反対の東南方を指して「こっちはボルネオ」、それから真正面の青磁色の水平線に、若い生姜の根ほどの雲の峯を、夕の名残りに再び拡げている方を指して、「ずーっと、この奥に爪哇があります。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
作例 · 標準
寒い夜には、すりおろした生姜をたっぷり入れた紅茶を飲むと体が温まる。
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魚の煮付けを作る際に生姜を加えると、特有の臭みを取り除くことができる。
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自家製の生姜の甘酢漬けは、さっぱりとした味わいで箸休めに最適だ。
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