帰陣
きじん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
returning from the battlefield
文例 · 用例
秀吉即ち信孝の生母|阪氏並に三法師丸を受け取って、和を容れ、山崎に帰陣した。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
急き帰陣すべしと命じるが、今の場合聞く様な盛政ではない。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
重昌は忠茂の孤軍奮闘するを危んで、退軍を命ずるが、土民軍に軽くあしらわれた怒りは収らず、なかなか服しようとはせず、軍使三度到って漸く帰陣した。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
「六月十三日粕淵駅迄御進相成、七月廿三日御帰陣相成候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
同人明日中野屯所へ帰陣。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
元治甲子の初度の征伐は藩主が出陣して、領内の神ノ浦まで本陣を据えられたのであるが、毛利家が恭順したので、間もなく帰陣せられた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
沙漠の生活はさながら真水だ」四 呼韓邪単于の領国ともいうべき白狼河の沼沢地へ帰陣したのは、それから間もなくのことであった。
— 国枝史郎 『沙漠の美姫』 青空文庫
すると今度は耕雲斎が単身で金沢藩の陣中へやって来たから、そういうことなら当方から拙者|一人推参すると甚七郎は言って、ひとまず耕雲斎の帰陣を求めた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
「夕闇が迫る頃、ボロボロの軍旗を掲げた兵士たちがようやく本陣へと帰陣した。」
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「敵軍の追撃を振り切り、将軍の帰陣が報じられると、城内には安堵の声が広がった。」
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「勝利の凱歌をあげる余裕もなく、深手を負った部隊は這々の体で帰陣を急いだ。」
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「『殿、ご帰陣でございます!』という叫び声とともに、固く閉ざされていた城門がゆっくりと開いた。」
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