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醜名

しゅうめい
名詞
1
標準
scandal
文例 · 用例
他年|煢々孤立、五洲の内を環顧するに一の同種の国なく一の唇歯輔車相倚り相扶くる者なく、徒らに目前区々の小利を貪りて千年不滅の醜名を流さば、豈大東男児無前の羞に非ずや。
中島敦 斗南先生 青空文庫
下って「ニグロ型」「食人種型」「擬人猿類型」、就中「狒狒型」「猩猩型」なぞいうものがありますが、もうこの辺になると、呑だくれの異名か好色漢の綽名か、又は進化論者が人類侮辱の刷毛序につけた醜名か、その辺のところがはっきりしません。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
今から考えれば、秀吉が勝つのだから、秀吉の方へハッキリ附いていた方が、『洞ヶ峠』など云う醜名を後世にまで残さないでよかったのであろうが、順慶の立場は可なり困難な立場であったし、秀吉光秀の勝敗も、後世の我々が考えるように簡単に見通しのつくものではなかったに違いない。
菊池寛 山崎合戦 青空文庫
若しこの事件が世間に公表されると、孝を以て民を化し得ざりし不徳の君主として、醜名を千歳に流さねばならぬ。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
すると妹は即刻殺人容疑者という醜名から解放されていいわけだ。
海野十三 地獄の使者 青空文庫
いわゆる「赤耀館事件」なる有難くない醜名を世間に曝すことになったのです。
海野十三 赤耀館事件の真相 青空文庫
その時代には、絞刑はタイバーン★で行われていたので、ニューゲートの外側のかの街は、その後にそこの附物となった一の不名誉な醜名を、まだ受けてはいなかった。
上巻 二都物語 青空文庫
誠や後年本朝における三大盗の一人として、太閤秀吉を桃山城の、寝所に刺さんと忍び入り、見現わされて捕えられ、三条河原に引き出され、日本に珍らしい酷刑の釜煎りの刑に処せられて、醜名を千載に残したほどの、兇悪の姿さながらである。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
作例 · 標準
一度犯した過ちが、一生の醜名となってしまった。
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彼の悪評は、醜名というよりも、単なるゴシップに過ぎなかった。
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醜名を受けるようなことは、決してしないでください」と親は子供に言い聞かせた。
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