美名
びめい
名詞頻度ランク #43999 · 青空 116 例
標準
(in the) good name (of)
文例 · 用例
しかし今から考へるに、當時の一般文壇は、むしろ「名詩集」の美名に醉つて、實には深くその内容を知らなかつた如く思はれる。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
「愛」の美名に依って、卑猥感を隠蔽せんとたくらんでいるのではなかろうかとさえ思われるのである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
A 少し横道に這入るやうですが、この頃は切りに邸宅開放だとか、農場開放だとか、それも本統の意味での開放でなく、所謂美名に隠れて巨利を貪つてゐるやうな、開放の仕方が流行つてゐるやうですが、いゝ気なものですな。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
土地からの利益が上らなくなつたり、持て余して手放したり、それも単に手放すといふなら兎も角、美名に隠れて利益を得る開放の仕方などは不可ませんね。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
私は自分の不安な此の行動に、少年救済という美名を附して、わずかに自分で救われていた。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
たしかに、胡俗の粗野な正直さのほうが、美名の影に隠れた漢人の陰険さより遙かに好ましい場合がしばしばあると思った。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
それは犠牲献身という美名をむさぼって、自己に同化し切らない外物に対して浪費する人をいうのだ。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
勤王じゃ、大義じゃ、尊王じゃと美名にかくれての天下泥棒ならば誰でもするわ。
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
作例 · 標準
彼は慈善活動の美名のもとに、私財を投じて多くの人々を救った。
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平和の美名を利用して、裏で不当な取引が行われていた。
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伝統の美名を重んじつつも、新しい挑戦を続ける姿勢が評価された。
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標準
good reputation
作例 · 標準
彼はその功績によって、国際社会で美名を博した。
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長年の努力が実を結び、彼女の会社は美名を築き上げた。
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その画家は、生前はあまり評価されなかったが、死後に美名が広まった。
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標準
beautiful name
作例 · 標準
彼女の生まれたばかりの娘には、「桜」という美名が贈られた。
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その地には、言い伝えに由来する美名が数多く残されている。
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古典文学には、自然の美しさを表現した美名がたくさん登場する。
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