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他行

たこう異読 たぎょう
名詞
1
標準
another bank
文例 · 用例
生え抜きの上田市民で丁度この日他行のためにこの祇園祭の珍しい行事に逢わなかった人もあるであろうから一生におそらくただ一度この町へ来合わせて丁度偶然この七十年目の行事に出くわした自分等はよほどな幸運に恵まれたものだと思っても別に不都合はない訳である。
寺田寅彦 高原 青空文庫
他行であるか、禅定であるか、観法であるか、何かは知らぬが、互に日頃から、見ては宜からぬ、見られては宜からぬ如き行儀を互に有たぬ同士であるから、遠慮無く寂心は安詳にあちこちを見廻った。
幸田露伴 連環記 青空文庫
今一つは、夫他行の際、左の番卒を画き置きしに、帰り来れば番卒右にあり、怒って妻を責むれば、永々の留守ゆえ左右の立番を振り替えたのだと弁じたとある。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
しかるに王事故あって他行するに臨み、この仙人気短ければ、王同然に給事|篤くする者なくては大いに怒り、呪詛して王位を失わしめまた殺すだろうと心配の余り、王女に汝我に代りよく供養すべきやと問うに、能くすと答う。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
葉子は地味な他行衣に寝衣を着かえて二階を降りた。
有島武郎 或る女 青空文庫
「ご主人様は震災の時に、悲しいことにおなりになったと聞きましたが、当日はやはりご一緒に宅においでになりましたか」「いいえ」 と夫人は強く言って、急に悲しそうな表情になり、「ちょうどあの日は、お友達が見えまして、朝から他行致したのでございます。
小酒井不木 墓地の殺人 青空文庫
物語の筋は、喜平次という男が他行すると、野中で俄に日が暮れる。
小酒井不木 暴風雨の夜 青空文庫
「おかかんにね、今度のおさらいはお師匠さんが他行ゆえ延ばしますって」「はい。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
作例 · 標準
振込手数料を節約するため、他行宛てではなく同行内の口座に送金した。
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住宅ローンの金利を比較するため、メインバンクだけでなく他行の窓口にも足を運んだ。
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銀行のATMで他行のカードを使うと、時間帯によっては利用料が発生する。
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2
標準
absence from home
作例 · 標準
「父はあいにく他行しておりますので、戻りましたら折り返しお電話いたします」
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旅先で他行の身となり、故郷の家族のことをふと思い出した。
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彼は他行が多いため、なかなか連絡がつかないことで有名だ。
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