星霜
せいそう異読 せいぞう
名詞
標準
years
文例 · 用例
秋分点あるいは春分点が天を一廻りして旧位に帰るまでには二万五、六千年の星霜を経ねばならぬ。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
身長七|尺に近く、灰色の毛は針の如く逆立ち、鋭き爪を現はして、スツと屹立つた有樣は、幾百十年の星霜を此深林に棲暮したものやら分らぬ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
それから五|年の星霜は※去つたが、未だ彼の消息は少しも聞えません、其間、私は一日でも彼の健康と、彼の大事業の成功とを祈らぬ時はないのです。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
貴誨を蒙らずして、星霜多く改まる、渇望の至り、造次に何でか言さん。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
数歳の星霜を経て、今松川の塾となれるまで、種々人の住替りしが、一月居しは皆無にて、多きも半月を過ぐるは無し。
— 泉鏡花 『妖怪年代記』 青空文庫
その苗木が思わぬ星霜を越してかゝる巨木になったのだといいます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その間、歳月空しく流れて既に二十の星霜を経たり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
気|盈ち骨|剛きものすら多くは「時」の潮流に巻かれて、五十年の星霜|急箭の飛ぶが如くに過ぐ。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
作例 · 標準
幾多の星霜を経て、かつての名城も今では石垣を残すのみとなっている。
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創業から十年の星霜を数え、ようやく事業が軌道に乗ってきた。
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十数年の星霜を異国の地で過ごし、彼は逞しくなって帰国した。
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