幻辞.com

嫌疑

けんぎ
名詞頻度ランク #23837 · 青空 1124
1
標準
suspicion
文例 · 用例
このダンサーは後に昔の情夫に殺されるための役割でこの喜劇に招集されたもので、それが殺されるのはその殺人罪の犯人の嫌疑をこの靴磨きの年とった方、すなわち浅岡了介に背負わせるという目的のために殺されなければならないことになっている。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
しかも、その嫌疑が造作もなく晴れるようではこの「与太者ユーモレスク、四幕、十一景」は到底引き延ばせるはずがないので、それで、この嫌疑をなるべく濃厚に念入りにするために色々と面倒な複雑なメカニズムが考案されなければならないのである。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
靴磨きにアパートにおける殺人の嫌疑をかけるためには殺されるダンサーのアパートにその靴磨きをなんとかしておびき入れ、そうしてアパートにおける彼等の姿を確実に目撃した証人をこしらえておく必要がある。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
共犯嫌疑者田代公吉は弁護士梅島君のところに、不都合にも、「かくまわれ」ていて、そうして懸命に彼の社長殿と夕刊嬢とを捜している。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
例えば毒殺の嫌疑を受けた十六人の女中が一室に監禁され、明日残らず拷問すると威される、そうして一同新調の絹のかたびらを着せられて幽囚の一夜を過すことになる。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
この事を利用して重罪嫌疑者の審問に使おうというのがいわゆる測心器の目的であるそうな。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
先ず嫌疑者の両の手に器械の電極をシッカリ握らせておいて、色々の問を掛ける、そのうちにギックリ胸にこたえる事があると器械の鏡から反射する光線がピクリと動く。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
こういう場合、嫌疑が、すぐ自分にかゝって来ることを彼は即座に、ピリッと感じた。
黒島傳治 青空文庫
作例 · 標準
警察は、その事件について複数の人物に嫌疑をかけている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
証拠不十分のため、嫌疑は晴れなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「まさか彼が、そんな嫌疑をかけられるなんて!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite