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嫌疑者

けんぎしゃ
名詞
1
標準
suspect
文例 · 用例
共犯嫌疑者田代公吉は弁護士梅島君のところに、不都合にも、「かくまわれ」ていて、そうして懸命に彼の社長殿と夕刊嬢とを捜している。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
この事を利用して重罪嫌疑者の審問に使おうというのがいわゆる測心器の目的であるそうな。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
先ず嫌疑者の両の手に器械の電極をシッカリ握らせておいて、色々の問を掛ける、そのうちにギックリ胸にこたえる事があると器械の鏡から反射する光線がピクリと動く。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
その風呂敷に班付伍長勤務上等兵の名前が入っていたので、たちまち班内の大問題になって、私の左右に寝ている上等兵候補者が四人ほど嫌疑者として目指されて、私と一緒に毎晩厳重なしらべを受けた。
夢野久作 ざんげの塔 青空文庫
四人の嫌疑者の中には、私を怨んでいるものと、私の無罪を信じてくれるものと、ふた通りあった。
夢野久作 ざんげの塔 青空文庫
梶君に嫌疑がかかってるんですか」「ええ、まア、有力な嫌疑者ですね」「どういうわけで……」「とにかく、本人が自白したんですから……」「えッ……?
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
結局残るところの嫌疑者は、この頃、都の高等女学校から帰省して御座る、お邸のお嬢さん只一人……しかもすこぶるつきのハイカラサンで、大旦那が遠方行きの留守中を幸いに、ゴロゴロ寝てばかり御座る様子がどうも怪しいということになった。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
それと同時に草川巡査にとっては、想像も及ばない探査の困難な殺人事件……村民全部が嫌疑者……といったような極度の神秘的な深みを持った迷宮事件を押付けられたようなもので、ちょうど横綱と顔を合わせた褌担ぎみたような自分の力の微弱さを、今更のように思い知らずにはいられないのであった。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
作例 · 標準
警察は、事件現場にいた人物を嫌疑者として事情聴取した。
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防犯カメラの映像から、嫌疑者の特徴が絞り込まれた。
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「えっ、私が嫌疑者?一体どういうことだ!」
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