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愛蔵

あいぞう
名詞名詞-の形容詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
treasured
文例 · 用例
善重氏は、文墨のたしなみがあり、菅原白竜山人のかけ幅や、板垣退助伯が清人霞錦如の絵に題字せられた幅物などを愛蔵せられて、私たちの見るに任せられた。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
そのナイフは、夫の愛蔵のものでございまして、たしか夫の机の引出しの中にあったので、それではさっき夫が家へ帰るなり何だか引出しを掻きまわしていたようでしたが、かねてこんな事になるのを予期して、ナイフを捜し、懐にいれていたのに、違いありません。
太宰治 ヴィヨンの妻 青空文庫
巻頭の朱衣の童女像は、永瀬義郎君の筆であつて私の永く愛蔵するものである。
北原白秋 夢殿 青空文庫
美玉を愛蔵する者がその珠の表面に不浄なるものの影の映るのさえ避けたい類なのであろう。
中島敦 弟子 青空文庫
二〇〇五年には、新宿中村屋の創業者で商いの近代化に努め、妻の黒光とともに、たくさんの芸術家や、アジアの政治活動家を支援した相馬愛蔵と、劇作家、小説家で、ジュール・ルナールの『にんじん』の訳者としても知られる岸田国士の作品を公開した。
著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 「天に積む宝」のふやし方、へらし方 青空文庫
私は書画に於て多く好むところがないけれども、翁の短冊だけは珍襲愛蔵してゐる。
田山録弥 娟々細々 青空文庫
よく見ると、右手には愛蔵の古ぼけたパイプを持ち、左手には手術器械の入った大きな鞄をぶら下げて……。
海野十三 俘囚 青空文庫
彼は日頃愛蔵する書籍から、衣類、器物まで、貧しい身に貯えた一切のものを恩人の家に残して置いて来た。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
作例 · 標準
例句