愛読書
あいどくしょ
名詞
標準
favourite book
文例 · 用例
由来この書は私の愛読書となつた。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
今日日本武士道に関する書籍が、米国一部人士間の最愛読書たる現象をば、諸君は如何に見るか。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
その頃の氏の愛読書は、三馬や緑雨のものが主で、其他|独歩とか漱石氏とかのものも読んで居た様です。
— ――親の前で祈祷 『岡本一平論』 青空文庫
氏の愛読書は、聖書と、東西の聖者の著書や、宗教的文学書と変りました。
— ――親の前で祈祷 『岡本一平論』 青空文庫
「ビーチャムの生涯」は今なお南海に於ける我が愛読書の一つだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
そのほか少年世界のキプリングもの、磯萍水や江見水蔭の冒険もの、単行本の十五少年漂流記なぞも無論その頃の愛読書で、どこの発行でしたか、何々少年と標題した飜訳の少年冒険談が、全集式の単行本によって出ていたようですが、そんなものも押川|春浪の冒険談と一緒に二十冊ばかり虎の子のようにしておりました。
— 夢野久作 『涙香・ポー・それから』 青空文庫
因みに彼女はアンドレ・ジイドが愛読書だと、かつて映画雑誌のハガキ質問に答えたことがあった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
『浮雲』は私の当時の愛読書の一つで、『あいびき』や『めぐりあい』をも感嘆して何度も反覆していたから是非一度は面会したいと思いながらも機会を得なかった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
作例 · 標準
例句