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珍蔵

ちんぞう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
treasuring something of value
文例 · 用例
恐ろしい人もあったもので、明の頃に既にこういう人があったのであるから、今日でもこの人の造らせた模品が北定窯だの何だのといって何処かの家に什襲珍蔵されていぬとは限るまい。
幸田露伴 骨董 青空文庫
ある日、慧鶴は在家の法事によばれて行き、役目をしまったあと、その家の珍蔵の大愚和尚の書軸を見せられた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
恐ろしい人も有つたもので、明の頃に既に斯様いふ人が有つたのであるから、今日でも此人の造らせた模品が北定窯だの何だのと云つて何処かの家に什襲珍蔵されて居ぬとは限るまい。
幸田露伴 骨董 青空文庫
かの末木の香は「世の中の憂きを身に積む柴舟やたかぬ先よりこがれ行らん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
かの末木の香は、「世の中の憂きを身に積む柴舟やたかぬ先よりこがれ行らん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書(初稿) 青空文庫
英雄の髑髏6・26(夕) 清教徒の英雄オリヴア・クロムヱルの髑髏はオツクスフオード大学の図書館に珍蔵せられて、世界に名高いものだが、その後メエラント附近の牧師ヰルキンソンが発見したものが一つ、今|倫敦の考古学博物館に納まつてゐる。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
子爵が贋などとはまるで思わず珍蔵していたこの品を、自分にくれようと思いきるには余程の決心がいったろう。
宮本百合子 伊太利亜の古陶 青空文庫
いよいよ珍蔵可仕候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
祖父が珍蔵していた年代物のワインを、記念日に開けることにした。
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彼は世界中から集めた珍蔵の切手コレクションを自慢げに見せてくれた。
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長年珍蔵してきた名画が、実は模造品だったと判明してショックを受けた。
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