渓澗
けいかん
名詞
標準
mountain stream
文例 · 用例
こゝは網代の村端にて、これより渓澗に沿ひ山一つ登れば、昔し遊びし浴亭、森粛たる叢竹の間にあらはれぬ。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
それはその人のお互いの心がけいかんにまたなければならないことなのだ。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
ミドリちゃんのおとうさんが、けいさつにでんわをかけたので、けいかんたちが森の中のせいようかんにかけつけて、中をしらべましたが、まったくのあきやで、人のかげさえ見えないのでした。
— 江戸川乱歩 『赤いカブトムシ』 青空文庫
そして、けいかんたいが、このうちをとりかこんだというのか。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
この家のまわりは、おおぜいのけいかんが取りまいているのだ。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
向こうの木の間に、けいかんが、ふたり、三人、四人と、見はっているのが見えます。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
にわの木の間にかくれていたけいかんたちも、まどの下へかけよってきました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
屋根へのぼっていくぞっ」 ひとりのけいかんが、びっくりしたようにさけびました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
山の奥深くに入ると、透き通った水が岩を噛む美しい渓澗に出会った。
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渓澗の岩場には苔が青々と茂り、夏でもひんやりとした空気が漂っている。
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「よし、今日はあの渓澗の源流近くまでイワナを釣りに行こう!」
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