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挂冠

けいかん異読 かいかん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
resigning from a government post
文例 · 用例
然れども現内閣は彼の藏遞兩相の挂冠と共に一層政黨内閣たる旗幟鮮明となり今や議會に一の政友會を率ゐたるのみにて嘗ては其庇護を受けし山縣桂等の徒黨と勇敢なる政戰を開始したり。
石川啄木 雲間寸觀 青空文庫
さすがに剛情我慢の井上雷侯も国論には敵しがたくて、終に欧化政策の張本人としての責を引いて挂冠したが、潮の如くに押寄せると民論は益々政府に肉迫し、易水剣を按ずる壮士は慷慨激越して物情|洶々、帝都は今にも革命の巷とならんとする如き混乱に陥った。
――新文学の曙光―― 四十年前 青空文庫
蔵逓両相が挂冠したといふ外に、広い世の中何一つ面白い事がない。
小樽より釧路まで 雪中行 青空文庫
それゆゑ正精の丸山邸に居るに及んで、次年元日の詩に和して、其引に侯の挂冠の事を追記した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「人生の頼みがたさから賢明な帝王さえ御位をお去りになるのであるから、老境に達した自分が挂冠するのに惜しい気持ちなどは少しもない」 と言っていたに違いない。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
二十五日、伊藤挂冠、且つ勲等爵位一切奉還の表章を上つる。
木下尚江 政治の破産者・田中正造 青空文庫
その方針をあきたらぬとする岡本権判官や、政府の弱腰を嘆く丸山外務大丞の挂冠を横目で見送って何らの痛痒をも感じなかった。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
が、いよいよ、首相談として発表された挂冠の弁とも云ふべきむのを読むにあたつて、事、一内閣の問題としてではなく、戦ふ日本の危機が遂に到来したことを知り、国民一人一人の至誠が何故に天に通ぜぬかと、眼のくらむやうな憤りを感じた。
岸田國士 荒天吉日 青空文庫
作例 · 標準
彼は自らの政治的信念を通すため、大臣の地位を捨てて挂冠する決意を固めた。
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長年勤め上げた官職を辞し、挂冠した後は故郷で悠々自適の生活を送るつもりだ。
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「不祥事の責任を取る形で、彼はついに挂冠の書を提出したそうだよ」
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