半成
はんせい
名詞-接頭辞名詞-の形容詞名詞
標準
semi-
文例 · 用例
十月十一月、寒風の吹き荒むとともに、懐胎したカウの大群集は成長した幼獣、処女獣と南方に向って去り、半成牡も去り、そうして、かの絶倫なる諸王、ブル中の英雄たちも、不眠と絶食と間断なき性交とに、疲労困憊の極は、へとへとによろよろになってようやくに後から後から蹤いて去るのだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
哀れなるかな、激烈なる生存競争に敗れて気息|奄々たる、一頭の成牝若くは処女獣をさえ収め得ず、小なる小なるハーレム一つ創り得ずに止む永遠の孤独者、または昨の英雄、かつてのハーレム中の獰猛者、しかもまた老大奮わぬ今日の悶々者、かつはまた既に煩悩の兆して、未だ力弱き半成牡。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
ロダンは晴やかな顔つきをして、このあまたの半成の作品を見渡した。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
(大正三年十二月六日起稿、大竜の長々しいやつを大多忙の暇を窃んで書き続け四年一日夜半成る)(大正五年三月、『太陽』二二ノ三)
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
半成の画が美しいように断簡にはいい知れぬ情緒が見いだされた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
御老体、先ず事は半成就したも同然じゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
而二十年前刊行半成。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
ロダンは晴やかな顔附をして、この許多の半成の作品を見渡した。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトはまだ半成段階であり、完成には程遠い。
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半成品の建材を現場に運び込み、建築作業を開始した。
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彼の計画は半成で終わってしまい、計画倒れに終わった。
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