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清冷

せいれい
形容動詞名詞
1
標準
clear and cold (water, etc.)
文例 · 用例
朗詠の歌の詞は「新豊の酒の色は鸚鵡盃の中に清冷たり、長楽の歌の声は鳳凰管の裏に幽咽す」というのだそうであるが、聞いていてもなかなかそうは聞きとれないほどにゆっくり音を引延ばして揺曳させて唱う。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
如何に簡素清冷に御暮しになったとて、三千石ではどうなるものでもない。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
あの清冷氷の様な十和田湖の水のとうとうと流れ込む水音が泉の涌く様に聞こえる。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
その巌の窓から吹き入る天風が余りに清冷なので、人の久しく留まり観ることを許さない。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
その一本の老樹のたたずまいと、その清らかな花の姿と、その脈々たる香と、その清冷な早朝の空気とは、ただ一つ梅花の気品となって、人の心にしみ通るであろう。
豊島与志雄 梅花の気品 青空文庫
――今朝のこの清冷な朝焼けとは、まるで雲泥の相違だった。
豊島与志雄 朝やけ 青空文庫
けれど、この清冷肌に徹する流水に泳ぐ山女魚の鮮脂を賞喫する道楽は、深渓を探る釣り人にばかり恵まれた奢りであろう。
佐藤垢石 雪代山女魚 青空文庫
その時私は、初夏のお池の南清らなる冷たき水のごとき君住む と詠んだように、それは清冷な京の水を想わせるおもかげとものごしをもっていた。
金子薫園 松園女史の思い出 青空文庫
作例 · 標準
朝早く、清冷な山の湧き水を飲むと、心が洗われるようだ。
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苔むした岩間を流れる清冷な小川のせせらぎが、心を癒してくれる。
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この時期の空気は、清冷としていて、星空がより一層美しく見える。
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