清涼
せいりょう
形容動詞名詞頻度ランク #24938 · 青空 191 例
標準
cool
文例 · 用例
結果は、しかし、清涼であつた。
— 太宰治 『同じ星』 青空文庫
この幼い子供達のうちには我家が潰れ、また焼かれ、親兄弟に死傷のあったようなのも居るであろうが、そういう子等がずっと大きくなって後に当時を想い出すとき、この閑寂で清涼な神社の境内のテントの下で蓄音機の童謡に聴惚れたあの若干時間の印象が相当鮮明に記憶に浮上がってくる事であろうと思われた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
そうかと思うと一方で立体派や未来派のような舶来の不合理をそのままに鵜呑みにして有難がって模倣しているような不見識な人の多い中に、このような自分の腹から自然に出た些細な不合理はむしろ一服の清涼剤として珍重すべきもののような感がある。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
併し自分は友と別れて電車に乘つた後でも氣持がすが/\して清涼劑を飮んだやうな氣がした。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
もっともI君の家は医家であったので、炎天の長途を歩いて来たわれわれ子供たちのために暑気払いの清涼剤を振舞ってくれたのである。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
どういうわけか、その瞬間に、これは何か新しい清涼飲料の広告であろうという気がした。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
雲は焚け、草は萎み、水は涸れ、人は喘ぐ時、一座の劇はさながら褥熱に対する氷のごとく、十万の市民に、一剤、清涼の気を齎らして剰余あった。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
新秋清涼の気がどことなくたゞようてゐる。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
登山の頂上で飲む一杯の清涼な水が、疲れた体に染み渡る感覚は何物にも代えがたい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
猛暑の都会から逃れ、軽井沢の清涼な気候の中で1週間ほどバカンスを楽しんだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
朝露に濡れた高原の清涼な空気を思い切り吸い込むと、頭がシャキッと冴え渡る。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview