拙稿
せっこう
名詞
標準
my manuscript
文例 · 用例
拙稿きっと、支払ったお金の額だけ働いて呉れることと存じます。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
また連俳の心理と夢の心理の比較や、連俳の音楽との比較や、月花の定座の意義等に関する著者の私見は雑誌「渋柿」の昭和六年三月以降に連載した拙稿を参照されたい。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
原稿かいて、雑誌社へ持って行っても、みんな、芥川賞もらってからのほうが、市価数倍せむことを胸算して、二ヶ月、三ヶ月、日和見、そのうちに芥川賞|素通して、拙稿返送という憂目、再三ならずございました。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
尚、この四枚の拙稿、朝日新聞記者、杉山平助氏へ、正当の御配慮、おねがい申します。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
三日、のたうち廻り、今朝快晴、苦痛全く去って、日の光まぶしく、野天風呂にひたって、谷底の四、五の民屋見おろし、このたび杉山平助氏、ただちに拙稿を御返送の労、素直にかれのこの正当の御配慮謝し、なお、私事、けさ未明、家人めずらしき吉報持参。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
印刷所では、鷹のような眼をした熟練工が、なんの表情も無く、さっさと拙稿の活字を拾う。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
右は東京の蘭国公使館書記官ステッセル博士の請に任せ、一九一〇年発行『フラーゲン・エン・メデデーリンゲン』へ出した拙稿の大意である。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
(昭和十七年三月発行『書斎』掲載拙稿「母の言葉と父の言葉」参照。
— 伊波普猷 『土塊石片録』 青空文庫
作例 · 標準
「先日は拙稿をご掲載いただき、誠にありがとうございました」と編集者に挨拶した。
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拙稿ではございますが、この問題に関する私の見解をまとめさせていただきました。
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大学の紀要に拙稿が掲載されることになり、少し恥ずかしいが嬉しい。
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