大饗
たいきょう異読 おおあえ
名詞
標準
large banquet
文例 · 用例
人事を尽して天命を待つという諦めとは違った――吾々は今不幸だ、だから元気をつける為めに大饗宴を開こうという積極的な行動となって現われました。
— 岡本かの子 『母と娘』 青空文庫
六月×日 マターファの大饗宴に招かれているので、朝早く出発。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
一四〇三―六年の間にサマルカンドのチムール朝廷に使いしたスペイン人クラヴィホの記に、チムール諸国使節を大饗するに馬の炙の脚を去り、腰と臀を最上饌とし切って十の金銀器に盛るとありて、その食いようを詳述す。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
話は古いが、御大典の当時、二条離宮で群臣に大饗を賜つた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
※まことに原始林は光なき黄金の水蒸気に氾濫し夏の日の大いなる堆肥の内部さながらにエネルギーの無言の大饗宴であつた。
— une ode 『原始林の縁辺に於ける探険者』 青空文庫
左大臣の息子の参議中将が隣に大饗のあった翌日の夕方ごろにこの家へ訪ねて来た。
— 竹河 『源氏物語』 青空文庫
皇子がたも相伴の客として宴にお列りになり、高級の官吏なども招きに応じて来たのが多数にあって、新任大臣の大饗宴にも劣らない盛大な、少し騒がし過ぎるほどのものになった。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
(臨時の客は二宮の大饗と同日に摂政関白家が、大臣以下の上達部を招いて催す饗宴で、大饗と別に変りがない。
— 芥川龍之介 『芋粥』 青空文庫
作例 · 標準
結婚披露宴は、親族や友人を招いた盛大な大饗となった。
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毎年恒例の収穫祭では、村人たちによる大饗が開かれる。
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会社の創立記念パーティーは、豪華な料理が並ぶ大饗だった。
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標準
court banquet (Heian period)
作例 · 標準
平安時代の宮中では、季節の変わり目に豪華な大饗が催されていた。
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源氏物語にも描かれているように、大饗では雅楽が奏でられ、優雅な時間が流れた。
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貴族たちは、大饗で珍しい食材や装束を披露し合った。
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ウィキペディア
大饗(だいきょう)とは、平安時代に内裏または大臣の邸宅で行った大規模な饗宴のことである。
出典: 大饗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0