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水明

すいめい
名詞
1
標準
light shimmering on water
文例 · 用例
外来語は山紫水明の古都までも無遠慮に侵入している。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
) ガドルフはあらんかぎりすねを延ばしてあるきながら、並木のずうっと向うの方のぼんやり白い水明りを見ました。
宮沢賢治 ガドルフの百合 青空文庫
水明鏡のごとくにあらゆるものの姿をその有りのままに写すことができなければならない。
寺田寅彦 「手首」の問題 青空文庫
「風雅の誠をせめよ」というは、私を去った止水明鏡の心をもって物の実相本情に観入し、松のことは松に、竹のことは竹に聞いて、いわゆる格物致知の認識の大道から自然に誠意正心の門に入ることをすすめたものとも見られるのである。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
蒼ざめた星が黒い松の上に凍り着いたように寂しく光って、鼠色の靄につつまれたお茶の水の流れには水明かりすらも見えなかった。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
往時英国の潜航艇に同様不幸の事のあつた時、艇員は争つて死を免かれんとするの一念から、一所にかたまつて水明りの洩れる窓の下に折り重つたまゝ死んでゐたといふ。
夏目漱石 文芸とヒロイツク 青空文庫
彼の性格が朦朧として、無口に白け切って来るほど、その淡い魅力は、水明りのように冴え出して来て、彼女を牽き寄せる。
岡本かの子 唇草 青空文庫
人家のまばらな田舎道のところどころに、大きい櫨の木が月のひかりを浴びて白く立っているばかりで、川らしい水明かりは見当らなかった。
岡本綺堂 怪獣 青空文庫
作例 · 標準
湖面に映る月光の、神秘的な水明に心を奪われた。
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夕暮れ時、水面を照らす太陽の光が美しい水明を作り出していた。
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彼女の瞳には、澄んだ水明のような輝きがあった。
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