水面
すいめん異読 みなも
名詞頻度ランク #8442 · 青空 2073 例
標準
water's surface
文例 · 用例
その後に冬木立の逆様に映った水面の絵を出したらそれは入選したが「あれはあまり凝り過ぎてると碧梧桐が云ったよ」という注意を受けた。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
その時刻にそこから十町も下流の河口を船で通りかかった人が、何かしら水面でぼちゃぼちゃ音がしていると思ってよく見ると、一匹の「えんこう」が、しきりにぐるぐる廻転運動をしているのであった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
白芥子の花のような日光がちらり落ちる、飛白を水のおもてに織る、岩魚が寂莫を破って飛ぶ、それも瞬時で、青貝摺の水平面にかえる、水面から底まではおそらく、二、三尺位の深さであろうが、穂高岳を畳んで、延ばしたり、縮めたり、自在にする、水の底に白く透いて見えるのは、石英が沈んでいるのだ。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
二ノ池の方に廻る、池には石が座榻のように不規則に、水面に点じている、岸には淡紅の石楠花が水に匂う、蛇紋が掻き破られて、また岩魚が飛ぶ、石楠花の雫を吸っている魚だから、腸まで芳芬に染まっていないかとおもう。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
深いところは、稀に膝以上まで水が来るが、頭の平ったい、太鼓の胴のような大岩や、頭だけ、微に水面に露している石が、入り乱れて立ったり、座ったりしているから、大概は、石伝いで飛ばされる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
さざ波は綱の目のように、水面に織られる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
橋を渡って、竹籔の中を、しゃにむに押し分け、梓川の水面を見ながら、森の中を三、四町往ったかとおもうと、温泉宿の火光がちらりと見えた、嘉代吉が「オーイ」と呼んで見たが、返辞は更にない。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
どこかの家から、絃歌の声が水面を渡って、宇治川のお茶屋にでも、遊んでいるような気がする。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
作例 · 標準
水面を小鳥がかすめていった。
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「水面が鏡のように静かで、空を綺麗に映しているね。」
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彼は、水面に浮かぶ葉っぱをぼんやりと眺めていた。
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ウィキペディア
水面 とは、水の表面のことである。「みなも」「みのも」とも。
出典: 水面 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0