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官地

かんち
名詞
1
標準
government land
文例 · 用例
地所払下三田の屋敷は福澤諭吉の拝借地になって、地租もなければ借地料もなし恰も私有地のようではあるが、何分にも拝借と云えば何時立退を命じられるかも知れず、東京市中を見れば私同様官地を拝借して居る者は甚だ多い、孰れも不安心に違いないと推察が出来る。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
そのおりの当選者が木曾福島にある代官地へのお目見えには、両旦那様をはじめ、家老、用人、勘定方から、下は徒士、足軽、勘定下組の衆にまでそれぞれ扇子なぞを配ったのを見ても、安永年代のころにはまだこの選挙が行なわれ、したがって競争も激しかったことがわかる。
第二部上 夜明け前 青空文庫
官地となりしより培養無ければ中央まで枯れたり、惜むべし。
柳田國男 信濃桜の話 青空文庫
地頭が怖いの、泣く子が怖いのというけれども、一定の殿様の下や、お代官地に生業を営んでいないおれたち。
不破の関の巻 大菩薩峠 青空文庫
かくて夜に入るのを待ち、手廻りの家財を驢や車に積み、同勢二十人ばかりで、遂に、官地安喜県を後に、闇にまぎれて落ちて行った。
桃園の巻 三国志 青空文庫
――何としてやりますか」「玄徳、常に民を虐し、こんど勅使の巡察に、その罪状の発覚を恐るるや、かえって勅使に暴行を加え、良民を煽動して乱をたくめど、その事、いちはやく官の知るところとなり、一族をつれて夜にまぎれ、無断官地を捨てて逃げ去る――と」「はっ。
桃園の巻 三国志 青空文庫
」 仲蔵仰天した「そんな、無理な事」 大吉「あかんちゅうたら、駄目だ」 仲蔵「そう仰言らずに……」と必死に謝り頼む。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
けれども、おばあさんは、目があんまりよくなかったものですから、このアヒルの子を、どこからか迷いこんできた、ふとったアヒルだと、かんちがいしてしまいました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen みにくいアヒルの子 青空文庫
作例 · 標準
線路沿いのフェンスの向こう側は官地なので、一般人の立ち入りは禁じられている。
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古い地図を確認すると、この細い路地の一部がいまだに官地のまま残っていた。
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市役所の担当者が、民有地と官地の境界を確定させるために測量にやってきた。
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「お隣との境界だと思ってたこの溝、実は官地だったらしいんですよ」
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