官営
かんえい
名詞
標準
government management
文例 · 用例
文壇の文学である詩や小説は、民衆の現実生活から遊離して、単なるインテリのデレツタンチズムになつて居るし、政府の官営してゐる学校音楽といふものも、同じやうに民衆の生活感情と縁がないのだ。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
官営また私営の純粋な科学研究を目的とする研究所も少数にはある。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
向う側の官営煙草、兼ねたり薬屋へ、ずっと入って巽が、「御免よ。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
日給は道路人夫一ペソ二十五セント、石工二ペソ、人夫頭二ペソ五十セント、通訳は月給で百八十ペソと百ペソ、労働時間は十時間、食事及び宿舎は官費で病気の者は官営病院で無料治療、なおマニラ・ダグバン間の鉄道運賃は政府負担という申し分のない条件であった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
最近戦争の危機がせまっていると見えて、官営の軍器工場では、この不況にも不拘、こっそり人をふやしてるらしい。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
」 ――その後「地方のオル」(党地方委員会の組織部会)に出ると、官営のN軍器工場ではピストルと剣を擬した憲兵の見張りだけでは足りなく、職場々々の大切な部門には憲兵に職工服を着せて入り混らせていたという報告がされた。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
しかも命令の主は官営雑誌のごとき威厳を備えた『中央公論』である。
— 伊丹万作 『雑文的雑文』 青空文庫
臨時工として種々の官営、民営工場に雇われ、工業部門に参加するようになって来た女の数はおびただしいものがあろう。
— ――明日の婦人へ―― 『新しい婦人の職場と任務』 青空文庫
作例 · 標準
昔は電信電話事業も官営だったと聞いている。
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この地域には、明治時代に造られた官営の製鉄所跡が残っている。
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官営の事業は、民間企業に比べて効率が悪いと批判されることもある。
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官営から民営化への転換は、多くの議論を呼んだ。
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