漏り
もり
名詞頻度ランク #12741 · 青空 15 例
標準
leak
文例 · 用例
「春雨や蜂の巣つとう屋ねの漏り」を例にとってみよう。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
同時にまた一般的な「春雨」のどこかはなやかに明るくまたなまめかしい雰囲気と対照されてこの雨漏りのわびしさがいっそう強調される。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
前掲「灰汁桶」の句ではしずくの点滴の音がきりぎりすの声にオーバーラップし、「芭蕉野分して」の句では戸外に荒るる騒音の中から盥に落つる雨漏りの音をクローズアップに写し出したものである。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
木の幹がその特殊な皮はだをこれ見よがしに葉漏りの日の光にさらして、その古い傷口からは酒のような樹液がじんわりと浸み出ていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
前の譬えに比較してみますと、こちらは、無理なことをして温泉行きなどせずに、只今の住みにくいこの我が住家について、どこが住みにくいのか、襖が破れていたら張り替えもしよう、雨漏りがしていたら、穴も葺き防ごう。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ちょうどそのたらたら坂を下りた、この竹藪のはずれに、草鞋、草履、駄菓子の箱など店に並べた、屋根は茅ぶきの、且つ破れ、且つ古びて、幾秋の月や映し、雨や漏りけん。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
壁の破れも、防がねばならず、雨漏りも留めたし、……その何よりも、火をまもるのが、町内の義理としても、大切で、煙草盆一つにも、一人はついて居なければならないやうな次第であるため、ひつ込みじあんに居すくまつて、小さくなつてゐるからである。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
さては雨漏りと思う時は、蚊帳を伝って雫するばかり、はらはらと降り灌ぐ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
雨漏りがひどく、天井から水が漏り続けている。
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古い家なので、あちこちに漏りが見られる。
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水道管の漏りを修理するために業者を呼んだ。
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