銛
もり
名詞頻度ランク #12741 · 青空 146 例
標準
lance
文例 · 用例
あたかもその時、魚銛発射手のムレアドが船首から船尾へやって来て、右舷船首にあたって奇妙な声がすると報告した。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
船員ちゅうの最年長者であり、また最も着実な、あの魚銛発射手でさえも、みんなの騒ぎに加わっているのである。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
われわれを見てではなく、あの魔物を見たからなのだ」というのが、主だった魚銛発射手の一人の注釈であった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
迷信家の魚銛発射手の老人がまず万歳を三唱すると、船員一同は心からこれに合唱したのであった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
成る程女の云うように、生きている頃は、一発|銛を撃ち込む度に、余分な賞与にありついていた。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
板壁に釘づけにされるまでに、もう安吉はかなりの苦闘を続けたと見えて、全身一面に、同じ手銛の突創がいくつも残されていた。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
ダーン……早くも釧路丸の船首には、銛砲が白煙を上げた。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
釧路丸では、ガラガラと轆轤に銛綱が繰られて、仔鯨がポッカリ水の上へ浮上った。
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
作例 · 標準
素潜りの名手である彼は、自作の銛を手に勢いよく海へ飛び込んでいった。
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クジラに巨大な銛が打ち込まれ、船上は男たちの怒声と歓声に包まれた。
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先端が鋭く尖った銛を使って、岩陰に潜んでいる大きな魚を見事に突いた。
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ウィキペディア
銛 は、大型の魚あるいはクジラなど大型の水生動物の漁で用いられる、槍のような漁具である。先端の金属部は獲物の肉に喰いこんで外れないよう、釣り針のような「あご」(かえし)がつく。また中間部には綱が付いており、対象に突き刺さされば獲物は舟艇と繋がれ、逃げられないよう工夫されている。また、武器として利用されることもあり、歴史的にも分類上も「槍」や「矛」と明確な区別が出来ない物も多く存在する。
出典: 銛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0