一類
いちるい
名詞
標準
same kind
文例 · 用例
それ故、奈良朝において同音を表わした「伊」「以」「移」等の一類は後世の仮名「い」に相当し、「毛」「母」「慕」等の一類は後世の「も」に相当するのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
ところで十三の仮名の中、濁音のあるのはキ、ケ、コ、ソ、ト、ヒ、ヘの七つでありますが、龍麿はそのうち「キ、コ、ト、ヒ、ヘ」の濁音が二類に分れていることを認めていますが、「ケ」と「ソ」の濁音だけは二類あることを認めず、すべて一類であるとしたのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
その濁音もすべて同様で、一つの仮名が一類をなすのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
以上挙げたものを総計すると、十三の仮名におのおの二類があるから二十六類、その濁音七つのうち、五つだけが二類にわかれ、二つはおのおの一類であるから濁音はすべて十二類、以上合計三十八類。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
次に清音四十七の内から右の十三を除いた三十四およびその濁音十三はおのおの一類であるから合計四十七類、これを前の合計と加えれば総計八十五類となります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
なお『古事記』の仮名だと、他のものよりも「チ」と「モ」と「ヒ」がそれぞれ一類ずつ多いことになっていますから総計八十八類になります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
龍麿は「ケ」と「ソ」だけの濁音は共に二類を認めず、すべて一類にしましたが、やはりこれはそれぞれ二類に分れているものと考えます。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
その中「チ」は間違いで、「チ」は『古事記』でも一類です。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
これらの問題は一類のものとして、まとめて検討すべきだ。
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生物学では、その二つの種は一類に分類されている。
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彼の研究は、従来の学説とは一類を画するものだった。
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