虚辞
きょじ
名詞
標準
falsehood
文例 · 用例
されども紳士は一向心附かぬ容子で、尚お彼方を向いて鵠立でいたが、再三再四|虚辞儀をさしてから、漸くにムシャクシャと頬鬚の生弘ッた気むずかしい貌を此方へ振向けて、昇の貌を眺め、莞然ともせず帽子も被ッたままで唯|鷹揚に点頭すると、昇は忽ち平身低頭、何事をか喃々と言いながら続けさまに二ツ三ツ礼拝した。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
二氏の「秉公持平の善政」というのは何らの具体的政見も伴わない支那流の空名虚辞に過ぎないのですからまだ少しも政論の域に入っていないものだと思います。
— 与謝野晶子 『選挙に対する婦人の希望』 青空文庫
」 まっさおなきょじんは、おそろしい声でそういうと、耳までさけた口をぱっくりあけました。
— 江戸川乱歩 『赤いカブトムシ』 青空文庫
あいては、おとなの三ばいもあるきょじんです。
— 江戸川乱歩 『赤いカブトムシ』 青空文庫
ガスがはいるにしたがって、ビニールのまじんはふくれあがり、しまいには、おとなの三ばいもあるきょじんになってしまったのでした。
— 江戸川乱歩 『赤いカブトムシ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉は虚辞ばかりで、信用できない。
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政治家の虚辞に国民はうんざりしている。
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裁判で虚辞を並べても、真実は隠せない。
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そんな虚辞を並べて、私を騙そうとするの?
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標準
syntactic expletive
作例 · 標準
この詩では、虚辞が独特のリズムを生み出している。
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日本語の「ね」「よ」なども、文脈によっては虚辞として機能する。
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文学作品における虚辞の使い方は、作者の意図を深く読み解く鍵になる。
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「まあ」「あの」といった言葉も、会話では虚辞としてよく使われる。
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