調合
ちょうごう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #21359 · 青空 251 例
標準
mixing
文例 · 用例
その若先生が折々自分の我儘な願いに応じて「化学的手品」の薬品を調合してくれたりした。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
」「さう言へば、まあ、さうだが、」と浦島はさらに櫻桃の酒を調合して飮み、「あのお方は、何かね、いつもあんなに無口なのかね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乘な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて專ら自分のお辨當の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて來た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鐵色に輝いて進水した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それぞれちがった色硝子の障子で天然の色を三通りに濾し分け、別々に撮った三つの写真版を赤黄青の三色で重ね刷りにするという趣向であって、絵具の調合などが巧みにゆけば相応に天然に近い色が出来る。
— 寺田寅彦 『天然色写真新法』 青空文庫
この灯の光の色は管内に入れる瓦斯を巧みに調合すればどんな色でも勝手に出来る。
— 寺田寅彦 『ムーア灯』 青空文庫
ここに云う味いは、芸術組成上の諸種の要素の、調合融合上から起る味いを云い、要素とは芸術組成上に必要なる、思想材料言語句法の各要素を云うのである。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
「それじゃ結局昔の草根木皮を調合した万病の薬が一番合理的ではないか」と聞いたら「まあ、そんなものだね」という返事であった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
ガンダラ彫刻した夜の女の手が闇から出て私をシセロの居酒屋に引張ると足とも手ともつかぬ黒い肉体を蛇のように私の首に巻きつけて、蛇酒を調合したソーマ酒の杯をかちあわして一気にあおってしまった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
このソースは、様々なスパイスを絶妙に『調合』していますね。
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処方箋に基づいて、患者さんごとに『調合』を行います。
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この独特な色合いを出すために、絵の具を慎重に『調合』しました。
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ウィキペディア曖昧さ回避
調合(ちょうごう)とは、ある基準に沿って2つ以上のものから1つのものを作り出すことである。類語として配合がある。以下のようなものがある。 調剤(薬の調合のこと) 調香(香料の調合のこと) 目的の酒を作りだすために2種類以上の酒を混ぜること。 目的の樹脂を作りだすために2種類以上の樹脂を混ぜること。
出典: 調合 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0