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詩才

しさい
名詞
1
標準
talent for poetry
文例 · 用例
それで始めは、この狂少女に對して、たゞ憐れみが先に立ちそれほど見度い顏ならたくさん見せてあげようといつた具合ひに、青年顏と少女顏と壯年顏に佛顏が交つた西原氏のこの日本にあまりたぐひない――恰度西原氏の詩才と同じ樣な特色のある顏を濟して少女の方へ向け默つて鼻で息をしてゐた。
岡本かの子 狂童女の戀 青空文庫
故に天賦の詩才ある人は、人間の性質を明らかに認識するの要あるなり。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
われ二大家を以て元禄作家の摸擬者と貶する者ならず、別に天真の詩才ありて存すること我が深く二大家に信ずる所なるが、可惜、此二書の世に出たるより、余をしてかねて元禄文学に面白からずと思ひしところを、此二書を通じて訴へ出づるの止むを得ざるに至らしめぬ。
北村透谷 「伽羅枕」及び「新葉末集」 青空文庫
おもふに我詩才を産み出ししは、此ひとつ家ならんか。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
地下の詩人はまして、帝も東宮も詩のよい作家で、またよい批評家でおありになったし、そのほかにもすぐれた詩才のある官人の多い時代であったから、恥ずかしくて、清い広庭に出て行くことが、ちょっとしたことなのであるが難事に思われた。
花宴 源氏物語 青空文庫
今日は専門の詩人はお招きにならないで、詩才の認められる大学生十人を召したのである。
乙女 源氏物語 青空文庫
それといふのも相手の小奴が石川の詩才に敬慕して出来るだけの真情を尽してくれたからである。
野口雨情 石川啄木と小奴 青空文庫
土佐日記の著者や、水のなかの蛙に比べたら少しばかり詩才に欠けてゐる男の一人だつた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
彼女は幼い頃から豊かな詩才を発揮し、十代で処女詩集を出版して注目を浴びた。
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凡人には真似できないような独特な表現の数々に、彼の類まれなる詩才を感じる。
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「私に詩才があれば、この美しい景色を言葉に残せたのに」と彼女は嘆息した。
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