文才
ぶんさい
名詞頻度ランク #38192 · 青空 105 例
標準
literary talent
文例 · 用例
よき文学は、叙述のうまさや、文才だけによっては生れない。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
女の子の文才なんて、たかの知れたものです。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
文才とやらいうものは、はじめから無かったのです。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
次女は、長男の文才を軽蔑し果てたというような、おどけた表情をして、わざと拍手をしたりした。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
道衍|少きより学を好み詩を工にし、高啓と友とし善く、宋濂にも推奨され、逃虚子集十巻を世に留めしほどの文才あるものなれば、道衍や筆を執りけん、或は又金忠の輩や詞を綴りけん、いずれにせよ、柔を外にして剛を懐き、己を護りて人を責むる、いと力ある文字なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
」詩人は、美濃の此のような多少の文才も愛しているし、また、こんな物語を独りでこっそり書いている美濃の身の上を、不憫にも思うのだが、けれども、美濃のこんどの無法な新手の恋愛には、わざと気づかぬ振りをしていようと思った。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
君には文才があるようだから、プロレタリヤ文学をやって、原稿料を取り党の資金にするようにしてみないか、と同志に言われて、匿名で書いてみた事もあったが、書きながら眼がしらが熱くなって来て、ものにならなかった。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
白耳義のマルビキユーリ、銷麗の文才を抱いて然も一家の生計を支ふる能はず、ひとり片田舎に隠れて其驚異すべき処女作小説を脱稿するや、之を都に残せるその妻に送らむがために、彼は実に郵税先払を以てせざるを得ざりき。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の書く文章はどれも心に深く響くものばかりで、類稀なる文才を感じさせる。
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「自分には文才がない」と謙遜しながらも、彼は毎日欠かさず日記を書き続けている。
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文才を認められてコンクールで入賞したことが、作家を志す大きなきっかけとなった。
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