有孔
ゆうこう
形容詞-語幹
標準
perforated
文例 · 用例
さて、次に、物質は原子と空虚の混合であるという考えから物の有孔性や、比重の差違の生じる事を述べている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
論文有孔孟道徳之文章。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
第貮圖(武藏權現臺)]イ(浮袋口) ロ(口唇具) ハ(牙曲玉) ニ(把手) ホ(有孔石器) 此間に望蜀生は故郷に歸り、活東子又振はず。
— 權現臺の懷古 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
やがて其秋には、殘らず貝塚は開かれて、畑と成つて了つたが、それでも余等は未練に引かされて、表面採集に時々立寄るが、其後とても、土偶を得、磨石斧を得、三十七|年の九|月には、第二|圖ホの如き有孔石器をさへ表面で得た。
— 權現臺の懷古 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
平田は孔明に非常な同情を寄せ、支那人は孔子以後無孔子といふが、寧ろ孔子以後有孔明といふが至當だと主張して居る。
— 桑原隲蔵 『東漢の班超』 青空文庫
孔子以後無孔子といつたが、篤胤は孔子以後唯有孔明と思はるることで御座る(『西籍概論』卷三)。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
このことにつきては後に詳説する予定ではあるが、便宜これを約言すれば、「すまる」は「しめる」の義で、多数の有孔物体を、緒をもって締め連ねたものの称、また八坂瓊とは、八尺のタマで、その緒に通した形の長きを呼んだ称である。
— 喜田貞吉 『八坂瓊之曲玉考』 青空文庫
しからずしてもしタマが一個の有孔物体のみの称であるならば、たとい緒が絶えてもタマはそのまま保存されて、死に対する適切なる比喩にならぬはずである。
— 喜田貞吉 『八坂瓊之曲玉考』 青空文庫