孔
あな
名詞
標準
文例 · 用例
そうかと思うと「孔子」も仮名では「こうし」と書きますし、「犢」も「こうし」と書きます。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
鴉毛の婦人やさしい鴉毛の婦人よわたしの家根裏の部屋にしのんできて麝香のなまめかしい匂ひをみたす貴女はふしぎな夜鳥木製の椅子にさびしくとまつてその嘴は心臟をついばみ 瞳孔はしづかな涙にあふれる夜鳥よこのせつない戀情はどこからくるかあなたの憂鬱なる衣裳をぬいで はや夜露の風に飛びされ。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
暗澹とした空の下を重たい鋼鐵の機械が通る無數の擴大した瞳孔が通るそれらの瞳孔は熱にひらいて黄色い風景の恐怖のかげに空しく力なく彷徨する。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
お このおびただしい瞳孔埃の低迷する道路の上にかれらは憂鬱の日ざしをみるま白い幻像の市街をみる感情の暗く幽囚された。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
瞳孔のある海邊地上に聖者あゆませたまふ烈日のもと聖者海邊にきたればよする浪浪浪浪砂をとぎさるうへを聖者ひたひたと歩行したまふ。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
見よ 烈日の丘に燃ゆる瞳孔ありおん手に魚あれども泳がせたまはず聖者めんめんと涙をたれはてしなき砂金の道を踏み行きたまふ。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
彼女は鏡の前に立って、瞳孔が開いているかどうかを見ようとした。
— 萩原朔太郎 『ウォーソン夫人の黒猫』 青空文庫
「支那も昔は聖賢の教ありつる国」で、孔孟の生れた中華であったが、今は暴逆無道の野蛮国であるから、よろしく膺懲すべしという歌が流行った。
— 萩原朔太郎 『日清戦争異聞(原田重吉の夢)』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
孔(あな、こう) 穴 孔 (姓) - 漢姓の一つ。
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