快男児
かいだんじ
名詞
標準
nice guy
文例 · 用例
今日の日本は、千の平凡人よりも一人の快男児を要し、十万百万の平凡人よりも、一人の英雄豪傑を要する時代なり、大英雄、大豪傑出でずんば、日本は世界の大舞台に立つて、宇内の第一等国となる能はず。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
然し定基は流石に快男児だった、愛も痴もここまでに到れば突当りまで行ったものだった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
淡泊洗ふが如き孤剣の快男児(蒼海)この席の談笑を共にせざるこそ終生の恨なり。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
子路が他の所ではあくまで人の下風に立つを潔しとしない独立|不羈の男であり、一諾千金の快男児であるだけに、碌々たる凡弟子然として孔子の前に侍っている姿は、人々に確かに奇異な感じを与えた。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
それにこの頃になると、既に子路の名は孔門|随一の快男児として天下に響いていた。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
快男児なり、)も同行。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
天下無敵の快男児で、乱暴者ばかり扱い狃れている内田良平、杉山茂丸も持て余した程の喧嘩の専門家であった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
路伴れは田所碧洋とて、蛮骨稜々たる快男児、旭川市を根拠として嚮導を求めしに、成田嘉助氏という豪の者を得たり。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫