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不覚

ふかく
名詞形容動詞頻度ランク #22453 · 青空 936
1
標準
failure
文例 · 用例
どうせ、批評家に言わせると、大愚作なのだろうが、私は前後不覚に泣いたのである。
太宰治 弱者の糧 青空文庫
南京方面の商人が前後不覚でマルセーユからベニスあたりまで寝ているなんてことはあり得ないことですからね。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
そのまま李鄭の部屋で前後不覚になってしまっていたのではないだろうか?
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
めずらしく支那内地に戦争がなかったので銀需要の思惑は、これらの悪材料のために前後不覚となり惨落となった。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
頑固親爺が不幸むすこを折檻するときでも、こらえこらえた怒りを動作に移してなぐりつける瞬間に不覚の涙をぽろぽろとこぼすのである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
私は不覚にも、鏡の中で少女に笑いかけてしまった。
太宰治 美少女 青空文庫
なかなかの柄であって、われは彼の眉間の皺に不覚ながら威圧を感じた。
太宰治 逆行 青空文庫
黒田藩には、これほどに思い切った荒療治をなさる知恵者がお出でにならぬものと見限っておりましたのが私の不覚……お蔭で襟半と蔵元屋の御両家、千秋万楽と祈り上げておりました私の楽しみも、茶々苦茶羅になってしまいました。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
作例 · 標準
大事な公式戦で初歩的なミスをしてしまい、まさに一生の不覚だ
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油断した隙に財布を抜き取られるとは、なんという不覚だろうか。
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相手の巧妙な罠に気づかず、まんまと騙されてしまった己の不覚を恥じる。
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2
標準
unconsciousness
作例 · 標準
彼は強力な睡眠薬の影響で、呼びかけにも応じない深い不覚の状態にあった。
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事故の衝撃で意識を失い、病院のベッドで目が覚めるまで不覚のままだった。
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深酒のせいで意識が遠のき、気づいた時には自宅の玄関先で不覚を取っていた。
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